| 網膜剥離について | |||||||||
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院長 今野 優 医学博士 昭和38年9月11日 生 |
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| 平成元年 5月医師免許(第321523号) | |||||||||
| 平成 8年 9月旭川医科大学学位記(第240号) | |||||||||
| 平成 8年10月日本眼科学会眼科専門医(第8303号) | |||||||||
| 2000年 4月 旭川医科大学保健管理センター発行、保健管理センターのしおりに 「網膜剥離について」が掲載されました。 |
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| みなさんは「網膜剥離」という病気を知っていますか?ボクシングの辰吉選手がこの病気になり、マスコミを賑わしたことで知っている人も多いと思います。網膜剥離は光を感じる神経層である網膜に穴(網膜裂孔)があき、網膜が剥がれる病気です。網膜剥離の発症頻度は約9000人に1人とされていますが、その年齢分布は20歳代と50歳代にピークをもつ二峰性を示しており、みなさんにも関係のない病気ではないのです。辰吉選手のように外傷を起因としても生じますが、若年者の網膜剥離の原因のほとんどは周辺部網膜変性に生じた萎縮性円孔です。また、近年アトピー性皮膚炎に伴う網膜剥離の頻度が増加し、若年者の網膜剥離のなかで重要な位置を占めてきています。眼瞼部を強く掻いたり叩いたりすることを繰り返すことが最も大きな誘因と考えられています。網膜裂孔であれば外来でのレーザー光凝固療法で対処できますが、網膜剥離では入院し全身麻酔での大手術が必要になりますし、網膜剥離の期間が長いと、網膜の復位、視力予後に影響することから、早期発見、早期治療が必要です。 | |||||||||
| 5年生から始まる眼科の臨床実習では、眼底検査を行っていますが、毎年この実習で網膜裂孔が数人に見つかり、網膜剥離が発見されたこともあります。若年者に網膜裂孔や網膜剥離が生じる際には無症状のことが多いのですが、黒いゴミが飛ぶような感じ(飛蚊症)や、光が走る感じ(光視症)がすることもあります。したがって、このような症状が出た時には、眼底検査を受けに来て下さい。 | |||||||||
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2003.7.26 記
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